ダンダダン週刊少年ジャンプ出張版感想!作品の魅力全部入りの最強読み切り!

ダンダダン週刊少年ジャンプ出張版感想!作品の魅力全部入りの最強読み切り!

ダンダダン週刊少年ジャンプ出張版感想!

 

毎週休まずに超絶クオリティの連載を「ジャンプ+」に掲載しているというのに、何故か今週の週刊少年ジャンプに32ページの出張版読み切りを掲載していた「ダンダダン」

もはやどういう事なんだか訳がわからないレベルだよなぁと普段から「ダンダダン」を読んでる人は皆思ってますよね。

あの凄まじすぎる作画で週刊連載を続けているだけでも信じられないレベルですし

 

しかも何が凄いって、この読み切りを読んだだけで「ダンダダン」の魅力がしっかり伝わる事なんですよね。

普通のストーリーものの作品が出張版になってくると、ただのキャラ紹介みたいな感じで終わる事も多いんです。

しかしそれに対して今回の「ダンダダン」の読み切りは

 

  • ヒーローとヒロインの関係性
  • それぞれの持つ能力
  • 戦うべき宇宙人
  • そしてその宇宙人との戦いとその攻略法
  • ラブコメとしての綺麗なエンディング

 

などなど沢山の魅力の全てが32ページに詰まっているのです。

 

どの部分にも手を抜いていないというか、普通に連載の中の一つのエピソードとしても十分過ぎるレベルです。

むしろこんなネタを出張版で消費しちゃっても大丈夫かと心配になってしまいます

 

どこがそんなに凄かったのかをまとめてみたいと思います!

 

最新話はこちら→ダンダダン最新話27話感想!壮大なキャトルシミュレーションと恋のライバル登場!?

 

ダンダダン週刊少年ジャンプ出張読み切り感想!

 

今回の出張版では「ダンダダン」がどういう作品なのかの紹介ページも用意されていました。

そこには「バトル・オカルト・ラブコメ・・・全部盛り!!」と書かれていて、まさしくその通りと納得するしかない作品だよなぁと改めて思いました。

 

ちなみにセンターカラーという事でカラーの扉絵がある訳ですが、ここは主人公の一人である桃がメインとなっています。

しかし服のデザインが今回の内容に沿ったデザインになっていたりと、本当に細かい所まで作られています。

 

摩訶不思議 缶蹴戦闘(キックTHEカンバトル)

 

という煽り文だけでも内容が想像出来る辺り、編集さん(林さんかな?)も良い仕事してくれてます

 

仲良く登校からの喧嘩

 

ジャンププラスの作品が本誌に出張してくると、大抵の場合はキャラクターの紹介なんかを入れてきます。

しかし「ダンダダン」はそんな事もなく、1ページ目からオカルンと桃が一緒に仲良く登校しているシーンからスタートします。

紹介ページで説明している事もありますし、そんな事にページを使うなんてもったいない・・・という意志を感じますね。

 

しかも1ページ目から桃が

 

遅刻しそうになって焦っているのに、道端に散らかっている空き缶を超能力を使って片付けるシーン

 

からスタートしていて、これだけで桃というキャラがどういうキャラなのかが分かる構成なのが流石過ぎます

 

見た目も喋り方もギャルという感じなのに、自分とは全く関係ない空き缶の散らかりを許せない。

しかも自分が遅刻しそうになっているのにも関わらず。

と、こういう自然な流れでキャラの魅力を描く辺り漫画が上手いよなぁと。

 

しかもそれだけでは終わらず、結局遅刻してしまった事で放課後の補習を受ける事になってしまう桃。

話はそこからオカルンが朝待ち合わせ場所にやってくるのが遅いという話になり、オカルンは廃墟めぐりをしているとなんだか嘘っぽい言い訳をする事に

 

ここで二人の言い争いが始まり、オカルンの言い方に腹を立てた桃は一緒に登校しないと宣言してしまうのでした。

 

それでいて一人になった桃がオカルンと喧嘩になってしまった事にダメージを受けている描写までされていて、この娘はオカルンの事好きなんだろうなぁと思えるのも上手いです。

 

マンドリル宇宙人と缶

 

一人になった桃を突如として襲ってきたのは猛スピードで飛んでくる「空き缶」

何故か「空き缶」で攻撃してきたのは、マンドリル顔の宇宙人(何かしらモチーフというか元ネタがありそう)でした。

 

ゴルフのように缶を地面に置くと、それを手に持った謎の杖(これも何か元ネタがありそう)で思い切りスイング。

そうやって缶を飛ばして攻撃してくるという謎のマンドリル顔の宇宙人。

しかも結構バカそうな顔(マンドリルに悪いか)してる割には自称IQ300だったりと、古いSF漫画とかに出てそうなイメージです。

せっかく朝から空き缶を片付けたというのに、その宇宙人によって空き缶だらけにされるというのもちょっと面白いですが。

 

通常連載版でネッシーが現れたのと同じく学校は真っ暗になっていて、どうやら宇宙人はこういう空間を切り離す系の事が出来るみたいですね。

しかもこの時点で既に学校の屋上には超巨大な空き缶が立っていて、その缶の名前はテリトリー缶

 

学校の生徒達は皆「缶人間」状態に変えられてしまっていて、缶にタッチされると触られた方も缶になってしまうという仕組み。

更にそのテリトリーは半径100キロとの事で、地味にこれまでの宇宙人の中でも圧倒的に凶悪です。

 

ちなみにマンドリル宇宙人の目的は、綾瀬桃の力と高倉健(オカルン)の力を手に入れ更に大量の実験体を手に入れる事

どうやらこの時間軸では二人共宇宙人に名前を知られているみたいですし、そう考えると連載よりもちょっと先の時間軸だと考えても良さそうですね。

 

天才宇宙人の罠

 

テリトリー缶は精密機器だから、くれぐれも叩いたり蹴ったりするな。

 

何故かそんな事を言い残すマンドリルを無視して、屋上にあるテリトリー缶を蹴っ飛ばしにいくオカルンと桃。

オカルンはターボババアに変身しようとするも宇宙人のテリトリーになっているせいか変身も出来ず

 

ターボババアの変身を無効化出来るとなると、こいつが他の宇宙人と手を組んだらめちゃめちゃ厄介になるでしょうね。

まぁ二度とこんな奴は出てこないでしょうが。

 

という事で缶になった生徒達を振り切って屋上へとやって来た二人。

いざ蹴ろうとすると、何故か大げさにそれを蹴るなと叫ぶマンドリル

 

それを怪しんだオカルンは蹴ろうとしていた桃を止めるも、自分がテリトリー缶に触れてしまい缶人間になってしまう事に

つまり蹴るなと言っていたのはマンドリルの罠で、蹴らせる事で缶に変えようとしていた訳ですね。

 

ここまでの缶人間達は一人一人違うデザインになっていてそれだけでも凄かったのですが、オカルンもまたオカルン専用の空き缶になっていたりとこだわりが半端じゃないです。

こういう細かい所に全く手を抜いていないのが凄いんですよね。

 

その後屋上に溢れてきた缶人間から逃げるべく、一人屋上から飛び降りる事になった桃。

途中で超能力を使いアクション映画的な感じで教室へと飛び込む事に

 

ちなみに今回は出張版という事で、桃の超能力がいつもよりわかりやすくハッキリと描かれていた気がします。

こういう所も初めて読む人に向けての配慮って感じでした。

 

完全に罠にハマってしまった桃の前に、再び姿を現したマンドリル。

テリトリー缶を壊さないと鬼ごっこは終わらないけれど、テリトリー缶に触れると缶になってしまう

そんな罠をマンドリルは仕掛けていたのでした。

 

桃VS宇宙人

 

地球の猿は野蛮で馬鹿だと聞いていただけに、やはりここまで缶にならずにいた桃は侮れないと感じていたマンドリル。

しかしその分だけ解剖するのが楽しみだと趣味の悪い言い方をするも、当然ナメられて黙ったままではいられないのが綾瀬桃。

 

猿はてめぇでバカもてめぇだ

てめぇのIQが300ならウチのIQは300万だぜ

 

と、最高に格好良い台詞で返してくれます

 

しかしそんな風に強がる桃を猛スピードで襲ってくる空き缶。

超能力で軌道を逸らすも、凄まじい威力のせいで桃の指には傷が

 

自称天才宇宙科学者なだけに、バカ扱いされる事はどうしても許せないマンドリル

当然触れたら缶になってしまう空き缶を打ちまくる事に。

 

かなり苦しい状況になりながらも、延々とその攻撃を超能力で避け続ける桃。

 

こんなもん半世紀は余裕だぜ!

むしろてめぇがバテてんじゃねぇのか!!

 

と、めちゃめちゃ強がるのも桃らしいです。

 

しかしマンドリルの攻撃は着々と桃の超能力のエネルギーを削っていき、桃は完全に追い込まれてしまうのでした。

 

知恵比べの結末

 

延々とマンドリルの攻撃を耐え続けたものの、既に立っていられない程に消耗していた桃。

空き缶の威力は凄まじく、桃の背後の壁を完全に破壊しきっていました

 

次防ぐのはもう無理だろうと、桃に自分をバカにした事を謝れと要求してくるマンドリル。

しかし次の瞬間桃の背後の壁全体が崩れてしまう事に。

 

何事なのかと驚くマンドリルに、マンドリル自身が屋上を支えている大事な柱を壊したのだと桃は説明します。

 

直接触れないのなら自分で壊れてもらうしかない

教室の角で攻撃を耐えていたのはマンドリルの攻撃によって壁を破壊してもらう為。

そんな桃の狙いが上手くいき、自重に耐えきれなくなった空き缶は屋上から落下して壊れるのでした。

 

建物の崩壊に巻き込まれながらもなんとか無事だった桃。

しかしそこに桃を諦めずに狙ってくるマンドリルが再度襲来

 

桃は超能力の使いすぎで限界を迎えていたものの、そこに駆けつけてきてくれたのは缶から戻りターボババア化したオカルン

いつものように「萎えるぜ」と言いながらも駆けつけてきたオカルンはマンドリルを吹っ飛ばすと、素直に「会いたかったぜぇ」とつぶやいて元の姿に戻るのでした。

 

なんだかんだお互いがお互いを助け合っての決着というのが良いですよね。

「ダンダダン」は普通の漫画とは違い、いかにもアタッカータイプのオカルンよりもサポートタイプっぽい桃の方が全体的に頑張るというのが特徴かもしれません。

ってかレジェンド妖怪の力を借りているオカルンに桃が全く負けていないのが凄いというか、桃の超能力が強すぎるんですよね。

 

まさかのゴルゴ13と甘酸っぱいラスト

 

マンドリルとの戦いで学校は崩壊していたものの、マンドリルを倒した事で人も建物もすっかり元通りに

それぞれの部活の格好をした生徒達が屋上に集まっていて、彼らは自分が何故屋上にいるのかも理解出来ていない様子。

こういう時に時間が進んでいるのかどうかもちょっと気になりますね

 

とにかく色々あってようやく帰路についたオカルンと桃。

桃は補習はあるしバイトに行けないしおまけに宇宙人まで現れてで最悪な気分

 

しかも桃はまだオカルンを許せていない状態

そんな桃にオカルンは繰り返し謝った上でプレゼントがあるのだと言い出します

 

そこでオカルンが取り出したのは「ゴルゴ13(実写版)」のDVD

 

そもそもそんなものがあった事も知りませんでしたが、どうやらこの作品は桃が大好き過ぎる高倉健さんが主演を務めた作品のようです。

 

大好きな健さんの作品で、しかもプレミアムバージョンだった事で大喜びの桃。

オカルンは一緒に中野ブロードウェイに行った時に桃が欲しがっていたのを知っていてプレゼントしたようです。

 

しかしこれはそれなりに高かったはずで、バイトをしていないオカルンには高い買い物のはず

そこでオカルンは、実は朝短期の新聞配達のバイトをしていたのだと告白します。

プレゼントを用意してるのがバレると嫌だから嘘ついていたのだと

 

とはいえそれで結局桃を遅刻させてしまったと改めて謝るオカルン。

その上で

 

また一緒に登校してもらうことは可能でしょうか・・・・

 

と、弱々しく問いかけ、それに桃は

 

可能です

 

と、少し頬を赤らめながら答えるのでした。

 

最後は逆に桃の方が謝り、オカルンの体に自分の体をぶつけるカットで読み切りが終了となります。

 

ラストの桃の「可能です」という答え方が非常にカワイイですし、ド派手なバトルの後にこんなラブコメが待っているというのが素敵ですよね。

 

ダンダダン週刊少年ジャンプ出張読み切り感想まとめ

 

という事で、出張版の読み切りとは思えないくらいの圧倒的密度になっていましたね。

 

主人公二人が登場し、お互いがどんな人物なのか、そしてどんな関係なのかを冒頭でしっかりと描く。

そして間髪入れずに敵キャラが登場するも、読み切り用とは思えないくらいに能力がしっかりしていて、連載の方で使わなかったのがもったいないくらい

そんな特徴的な敵を倒す方法もまた凝っていて、最終的には二人の主人公がちゃんと格好良い部分を見せる

戦いが終われば二人のラブコメが始まり、ちょっとキュンキュンする形でエンディングを迎える

 

ジャンププラスの作品が本誌に出張してくるパターンは結構多いですが、これほどまでに作品の魅力を余すことなく出してきた作品は他にないでしょうね。

 

他の作品だとどうしてもページ数の問題もあり、作品自体の説明的な感じだったり、作品の特徴の一部分を見せる感じが多いです。

しかし「ダンダダン」はこの読み切りの中に作品の魅力をギュギュッと詰め込んでいるんですよね。

 

しかもこれだけハイレベルな作品を、週刊連載を休む事なく続けているのだから異常過ぎますよね。

とりあえず来週分はこの読み切りを掲載する形でも良いのではと思ったり

 

とにかく改めて「ダンダダン」という作品がとんでもないパワーを持った作品だなぁと思える読み切りでしたし、まだちゃんと読んでいなかった人がジャンププラスの連載も読むようになって欲しいですね!

 

今回はここまで。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 

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